第10章病状悪化

ジェームズはあまりの怒りに鼻で笑った。もう一度電話をかけ直そうとして、着信拒否されていることに気づいた。

彼は理性を失いかけ、怒りでギリッと歯を食いしばった。

「シャーロット、いい度胸をしているな! 俺に見つからないように祈るんだな」と彼は吐き捨てた。

ジェームズの眉間には深いシワが寄り、怒りで顔がどす黒く染まっていた。

シャーロットを見つけ出し、必ず代償を払わせてやると心に誓った。

自分に逆らうとどうなるか、その身をもって思い知らせてやる必要があった。

ソファに座っていたデイジーは、瞳の奥に恨めしさをちらつかせながらジェームズの激昂ぶりを見つめていた。

いつだってシャーロットだ...

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